妊産婦の方へ
マイナス1歳からのむし歯予防
生まれたばかりのお子様は無菌状態ですが、スキンシップの中でご家族や周囲の大人から虫歯菌が感染してしまいます。生まれてくるお子様がむし歯をつくらないためにも、まずはお母様のお口の中の環境を整えることが大切です。また、歯科に関する様々な正しい情報をお伝えし、お母様とお子様の健康をサポートいたします。
親子で一緒に入られる診療室もありますのでお子様を連れてのご来院も可能です。
妊娠中のトラブル
妊娠中は食生活が乱れ、つわりなどで歯みがきが難しい上に、嘔吐によって胃酸が歯の表面を弱くしてしまいます。そのため、虫歯菌や歯周病菌が増えやすく、様々なお口のトラブルを招きます。
- むし歯
- 歯肉の炎症
- 歯肉の出血
- 歯肉のコブ
- ねばつき
- 口内炎
- 知覚過敏
治療時期について
安定期に治療を行います
妊娠初期1~3ヶ月(15週目)と妊娠後期8ヶ月(28週目)以降は、体調が優れなかったり負担が大きい時期です。
その時期を避けた安定期に一度ご来院ください。また、トラブルがない場合でも、出産後は通院する時間が取れなくなることがほとんどです。検診もかねて一度ご相談ください。
こまめなケアでトラブルを予防
妊産婦健診について
市が定めた健診が可能
母子健康手帳、受診表をご持参ください。
【健診内容】
お口の中を診せていただき、状態などをお話しいたします。
また、お子様のお口のケアついてもお話をさせていただきます。
※レントゲン撮影、歯石除去等は保険診療となります。
※妊産婦健診当日の保険診療は初診料なし、翌日から1ヶ月以内は再診扱いとなります。
妊娠中
1回
出産後1年以内
1回
合計
2回
よくあるご質問
薬の服用は可能ですか?
基本的には控えていただきますが、妊娠の時期や体調によって服用できる場合もあります。
レントゲンの放射線は大丈夫ですか?
レントゲンが必要な場合、放射線を遮断する防護エプロンを着けていただきます。また、レントゲン機器も被ばく線量の少ないものですのでご安心ください。
麻酔は大丈夫ですか?
局所麻酔はお腹のお子様への危険性はほとんどないことが報告されています
授乳中に歯科治療を受けると、母乳に影響しますか?
影響することはほとんどありません。
つわりがひどく歯が磨けません。
無理はせず、うがいなど負担の少ない方法を試しましょう。